会計プログラムの特徴

このプログラムは、決算書の見方・経営分析指標の理解などといった研修プログラムとは全く異なる内容の研修プログラムである。会計が専門でない人達が、財務諸表の構造や経営分析指標の意味をいくら勉強しても会計の基本的な仕組みは理解できない。逆に言えば、会計の基本的な仕組みさえ理解できれば、決算書を読んだり経営分析指標を理解したりすることはさほど難しいものではない。

この会計プログラムの肝になる部分は、財務3表を一枚の紙の上に並べ、会社を設立し借入をし設備を導入し商売をしてゆく一つひとつの取引を、自分自身で手を動かして財務3表の中に数字を埋めながら理解してゆくというものである。この作業を一つひとつ行うことによって、「眼からウロコが落ちるように」会計の仕組みが理解できる。

この会計プログラムの基本思想は次の3点である。

 
1.会計が専門でない人のための会計研修プログラム

 
2.財務3表の数字の繋がりから会計の基本的な仕組みを理解する

 
3.簿記の知識を使わずに会計を理解する

本会計プログラムの詳細説明



 
会計プログラム
 

時間

内容

内容の解説と進め方

1000

Session 1

「オリエンテーション」

研修目的・スケジュールの説明など
 

 

研修目的・スケジュール・注意事項などの説明

1020

Session 2

「企業人にとっての財務諸表の重要性」

1.企業の目的とは何か
2.優れたビジネスパーソンの条件
3.優秀なビジネスパーソンに共通すること
4.数字が読めない企業人はグローバルに戦えない
5.キャッシュを生まない事業は事業ではない

 

 

企業の唯一の目的は「お客様に選ばれる商品やサービスを提供すること」そして、その結果としての目標利益を達成すること。ビジネスを数字で管理できない企業人は企業人とは言えない。

 

講義:約20分

1040

Session 3

「決算書の基礎知識」

1.損益計算書(P/L)
2.貸借対照表(B
/S)
3.キャッシュフロー計算書(C
/S)
4.利益処分計算書
5.経営分析(どこを見れば会社が分かるのか)

 

 

財務3表及び利益処分計算書の構造と経営分析のための基礎的な指標を理解する。また、危険な会社の見分け方を学ぶ。

 

講義:約50分

1130

昼食

 

1230

Session 4

「財務3表の繋がりを理解する」

1.会社設立
2.固定資産の売買
3.現金取引と売掛・買掛
4.借入と元本・金利の支払い
5.減価償却
6.在庫計上
7.繰延資産
8.税金の計算と支払い
9.配当と役員賞与

 

 

財務諸表の構造や経営分析の比率だけをいくら勉強しても財務諸表は理解できない。財務3表の数字がそれぞれの会計処理毎にどう動くか、そしてそれぞれの数字が財務3表のどことどう繋がっているかが分かれば「目からウロコが落ちる」ように財務諸表のしくみが納得できる。

 講義:約2時間半

1500

Session 5

「資本の部を理解する」

1.資本金と剰余金
2.資本準備金
3.利益準備金と任意積立金
4.当期未処分利益

 

 

資本の部は資本金と剰余金からなる。その他にも法律で決められた分類がある。

 講義:30分

1530

Session 6

「M&A(会社の値段はどう決める)」

1.会社の値段の決め方
2.フリー・キャッシュフロー
3.DCF法
4.EBIT、EBITDA

 

 

会社の値段は、その会社が将来稼ぎ出すお金の現在価値で決まる。フリー・キャッシュフローの概念とM&Aの実務を理解する。

 講義:30分

1600

Session 7

「新会計基準の考え方を理解する」

1.貸倒引当金
2.退職給付会計
3.税効果会計
4.時価会計と減損会計
5.自己株式の取得(金庫株)

 

 

「財務3表の繋がりを理解する」の上級編。ここまで分かれば、財務3表はほとんど理解できる。

 

講義:60分

1700

終了